スピリチュアルな人は、複雑で理解しがたい自分をどう受け入れるか？
「人は誰でも複雑な感情を持っている」と言われますが、スピリチュアルな人たちにとって、「他の（スピリチュアルではない）人たちとは違う感性を受け入れる」ことは、時として大変なことかもしれません。
何故なら、彼らは、「自分は、他の人たちとはどこか違うかも…」と、薄々感じながらも、日常では普通にコミュニケーションができているので、他の（スピリチュアルではない）人たちと何が違うのかがわからないからです。
しかし、スピリチュアルな人たちが、自分自身の複雑な感情と向き合うことを求められ、そして、実際にそのような課題に向き合うことは、自分自身をより深く理解し、受け入れるための最良の方法の一つと言えます。
今回は、スピリチュアルな人たちが様々な試練を乗り越え、「自分を受け入れることができるようになるまでのプロセス」についてご紹介します。
あなた自身の内面を、深く開くための一助となれば幸いです。
もくじ
スピリチュアルな人の複雑な気持ちとの付き合い方
私たちは、様々な「感情」、「経験」、「視点」のスピリチュアルな側面に触れるとき、自分の内面を見つめる必要があります。
何故なら、これらの中にあるポジティブな点を見つけ、その根底にあるメッセージに集中することで、対処することができるからです。
では、まず最初に、これらを判断したり、意味づけしたりすること無く、「ただ認めるだけでいい」と自分に言い聞かせましょう。
未来や過去のことを心配するのではなく、「今、この瞬間」に意識を戻す練習をしましょう。
つまり、何も考えずに、「今」を…「空気」を感じる… それだけでいいのです。
スピリチュアルな人にありがち 〜ネガティブな思考を克服しよう！〜
スピリチュアルな人たちは、「自分には価値がない」、「自分は不十分だ」といったネガティブな思考パターンに陥りがちです。
このような考えを打ち消すには、「自分を思いやる気持ち」と「自分に優しく」を実践することが大切です。
そして、確かに自分の問題ですが、まるで同じような問題を抱えている友人を助けるかのように、客観的な立場に立って見るようにしてください。
「自分には価値がない」
「自分は不十分だ」
というネガティブな思考ではなく…
「自分には、自分でもまだ知らない良いところがある」
「自分は不十分だと思っているけど、意外にもう十分なのかも？」
のような、「適度にポジティブな言葉」を自分にかけてあげましょう。
ポイントは、「適度にポジティブな言葉」です。
実際に試されると、きっとおわかりいただけると思いますが、ネガティブな人は「否定」がとても上手です。
ですから、「自分には価値がある」や「自分は十分だ」などの、ガッツリしたとポジティブな言葉ではなく、自分にとって可能性のある、でも否定はできない「適度にポジティブな言葉や表現」を選ぶのです。
ここに含まれるエネルギーの量には大きな差がありますので、それが与える影響も考慮し、自分を励まして盛り上げていきましょう。
さらに、ネガティブな思考パターンを断ち切るために、小さな成功に焦点を当てます。
そして、それを書き留めておくこともとても良いことです。
ネガティブなことに目を向けるのではなく、自分が成し遂げたこと、成功したことを自分の中に貯めていくと良いでしょう。
スピリチュアルな人は自分に優しくしよう！
「セルフケア」はとても大切です。
例えば、自然の中を散歩したり、ケーキを作ったり、手芸をしたり…など、どんなことでも構いません。
このような、自分が「楽しい」と思うことや、自分に優しくすることが、複雑な自分を受け入れる学びの一部であり、また、これらの積み重ねが、ネガティブな思考の連鎖を断ち切ることになるからです。
人は、自分に優しく、親切にすることで穏やかさを取り戻し、リラックスした状態を保つことが出来ます。
そして、自分の気持ちを認めてあげることで、人生のどんな困難に遭遇しても、自分を励まし、乗り越えることができるようになるのです。
他人と比較せず、自分なりの道を切り開く
スピリチュアルな人たちは、他人と自分を比べてしまい、ネガティブ思考に陥り、落ち込むことが多いようです。
しかし、よく考えてみれば、人はさまざまな段階で変化し、学んでいます。
そして、その「変化のプロセス」は十人十色… 同じ人はいません。
しかし、「みんな私と同じだ」などの無意識な錯覚から、つい比べてしまいます。
人には、それぞれの人生の旅路があり、自分の進みたい道を知るには、「それぞれのタイミングや、必要な経験がある」ということを忘れないでください。
他人と比べ、その違いに一喜一憂したり、自分の経験にレッテルを貼ったり、定義付けすることには何の意味もありません。
自分の道を切り開くことは、「深い達成感をもたらす」という意味でも、なかなか一筋縄ではいかないことを認識し、自分に優しくすることを忘れず、堂々と自分のペースで進んでいきましょう。
結 論
スピリチュアルな人たちには、「自分自身を発見する」というユニークな旅をしますが、いくつかの課題においては、その克服が難しい時もあるでしょう。
特に、その一つである「複雑な自分を受け入れる」ということを学ぶのは難しいものです。
しかし、それは、私たちの「真の可能性」を引き出すことになるのです。
ありのままの自分でいること、そして、自己を思いやり、型にはまらず、ポジティブなことに集中することで、私たちは自分の経験を新しい視点で見ることを学び、自分自身をより豊かに理解することができるようになるのです。
ライティング協力：白木ミオ
youtube 始めました。スピリチュアルな人たちに向けて、スピリチュアルに興味ある人、ぜひ覗いてくださいね。
https://www.youtube.com/@clear39/featured
